秋の恒例となりつつあるみんなでキャンプ。期間は金土日の2泊3日。メンバーはGくん、Iくん、Nくん、Hくんと僕で5人。
当初恵那の予定だったけど、キャンプするなら小川山の方がいいよねとなり、急遽小川山&瑞牆に目標変更。
夏の間仕事が忙しくてあんまり登れなかったし、岩も6月くらいに行ったきりだったのでガッツリ登るのは結構久しぶり。
僕が引っ越して集合がしづらくなったけど、Gくんには頑張って近くまで来てもらった。ありがたい。
ベースキャンプは小川山なので、到着してからテント設営をして、昼ごろから石楠花遊歩道へ。
無名(2級) & 忘れん坊(2級)
ここ数日連続で晴れてたのもあり、いつも忘却の川がある岩はびしょびしょで出来なかったのでまずは忘却の川へ。
平日ということもあり岩は貸し切り。
アップとして忘却の川後半パートの無名2級と左端の忘れん坊をやる。
まずは無名2級から。全然温まってないのでガバでもひいひい言いながら何回かに分けて登る。
マントル手前からシブすぎてかなりドキドキしたが、久しぶりの岩で苦しみながらマントルを返した後の爽快感を思い出すことが出来た。
すでに忘却の川をバラしているIくんもすぐに完登。Nくんもそれに続き、しばらくトライしてGくんも完登。
Hくんは仕事がめちゃくそ忙しかったそうで、クライミング自体久しぶりの状態だったので花崗岩のフリクションに悶絶していた。
既に温まった感があったけど、なんとなく気になったので忘れん坊もやる。
スタート位置は指定がなく、明らかに使ったであろうピンチが上にあったが、あえて顔くらいの高さにあった一本指ポッケから始めてみる。
浅いし普通に悪いけど、俵持ちすればなんとかなる。
Iくんにも教えたが一瞬で諦められてしまった、、、まあ2級だしいいか。
そこからキモいレイバックしながら立ち上がる。
ビクトリーっぽい水平カチを持って終わりかと思ったが、足が乏しくリップはホールドが全然ない。
結局ここで3、4回落とされ、最終的に小さい足にのりながらどうにかリップにしがみついて、めちゃくちゃジタバタしながらマントルを返した。
自分史上一、二を争うアザラシマントル。
温まるを通り越して少し疲れたが、これにてアップ完了。
忘却の川(2段)
Iくんに教えてもらいながら忘却の川を始める。
もう後半をやってしまってるのでフラッシュも特に関係ないから普通にバラす。
ムーブもIくんのやつをパクりまくり、わりとすぐに4分割くらいにはなった
しかし長めのトラバース課題あるあるの繋げると出来ない問題発生。
特に2級に繋がるデッドの確率がかなり悪い。
何回か失敗して、手前のシワシワを色々中継出来るのでは?と思ったので試す。
そこでいい感じのシワとデッド先の真下を中継すると、結構安定することが発見できた。
IくんNくんにはどうせ一緒だよ!と言われたがシカトしてこの方法で行くことにした。
集中してトライ。前半はスムーズに突破。問題のデッドパートへ。一番近いシワへの中継は問題なく成功。次のデッド、、、が外れた。
Iくんにやっぱ一緒じゃん!とめっちゃヤジを飛ばされたが、ぜっっっったいこの方法の方が楽なので、外したところにティックマークを書いて、レスト。
再挑戦。スタートの足がすっぽ抜けて出鼻を挫かれたが、気を取り直してトライし直し。前半パートはもう落ちないだろうってくらい安定していて、デッドのパートもきちんと成功させられた。
後半の2級パートのガバ地帯でレストして、悪いマントルへ。焦って左ヒールの場所が分からなくなったり、マントルの手順を間違えたりしたが気合いでトップアウト。
今回のツアー1本めの段課題ゲット。
トラバースはやっぱりやることがいろいろあって楽しい。
Iくんは終了ムードだったが、僕の完登を見て気合が入ったのか、僕の次のトライで完登してしまった。すごい。
完登者も出たし、初日ということもあり本気トライはこれくらいにして、キャンプ場に戻ることにした。
途中、小川山ジャンプに立ち寄ってちょっと遊んでみたが、全然可能性を感じず敗退。
跳ぶ瞬間に一瞬左足を踏み込むような動きが必要らしく、これがなかなか難しかった。
最近こういうランジ一発みたいな課題にやる気を出せないので、当分打ち込まない感じがする。
ランジ熱が復活したら打ち込みたい。
夜ははキャンプらしくバーベキューして終了。
初日の成果
- 無名 (2級)
- 忘れん坊 (2級)
- 忘却の川 (二段)
- 無名 (3級) 小川山ジャンプのランジ先真下から始めるやつ。
敗退
- 小川山ジャンプ (三段)