恵那2日目
2日目は前日夜に雨が降っていたので気持ちゆっくりめに7時すぎに起床、朝風呂で体力を回復して、10時すぎに大岩ゴケエリアに到着。
本日のターゲットは今回のツアーの目標、レッドブル(三段-)。
まずはアップにということでエルの岩へ向かう。
エル(3級)
恵那の有名3級課題。トポでもグッドがいっぱいついている。
この日は三連休中日ということで、他のパーティーもたくさんいて盛況だった。
個人的にはもっと易しい課題から色々触りたかったが、初心者パーティーが楽しそうにアップ課題をみんなでやってたので断念。
ジムだとたまにあるけど、初心者グループで賑わってる課題にいつもアップに使ってる課題があるとちょっと気まずくてトライ出来ないやつだった。
とりあえずみんなでエルを登る。どっかぶりからのデッド一手がちょっと怖いけど、問題なく完登。
みんなでBEYONDの中嶋徹の完登シーンごっこしたり周辺を散策してから、11時くらいに本命のレッドブルの岩へ移動。
レッドブルの岩
ここでは、HくんとKくん、Tさんはエキドナ(初段)。
Iくんは赤牛(二/三段)、僕はレッドブル(三段-)が目標。
レッドブルは前日夜の雨で湿気りぎみ。ランジ一手前の水平カチは滲み出しが流れ込んでいた。
とりあえずキッチンペーパーで拭いて、下部の練習から取り掛かる。
スタート〜初手。謎に微妙にキモいガバのセパレートスタート。
一手目から始めても変わらない気がするけどトポ指定に従う。ここはガバガバなので問題なし。
二手目。うっすーいカチ。小さな結晶があるのが触るとわかるけど、触るまで全然わからない。
粘って探してもヨレるだけなので適当に握り込む。そこからスタート左手あたりにトゥ。
トウがめっちゃ苦手なのでこの部分が不安だったけどめちゃくちゃガバだったから問題なかった。
そこから三手目。いまいちハマらなくてここで一旦フォール。
三手目を取るのはいいけどそこから四手目に進めるほどいい位置に体か来ない。
少し試して、トウの位置少し下に下げると自分のリーチにピッタリで、そこから足を上げて四手目に進められることがわかった。
しかし、この四手目が悪い!
雨でチョーク跡も流れていて、ベストポジションがわからない。
マットを積んで色々探り、ちょっとマシ…?くらいのところを発見。
印をつけて、再度練習にかかる。
結構悪いことには変わらないが、とりあえずなんとか握れるので、そこからトゥを一手目に頑張って上げて、五手目のピンチ。
これがそこそこパツい。何度か届かず失敗し、左手をキッチリカチると最大まで手を伸ばせて良いところに届くことがわかった。
左手の頑張り具合で五手目の届き具合が大分変わるので不思議。
ピンチまで届かせたら、トゥを解除。
この振られを耐えるのがまた悪い。
勝手に両足切れると思い込んでそれで耐えようとしてたが、webザベの結果普通に左足は残せることが判明。
パツいけど、これでなんとか耐えることができた。
ここまでのシークエンスで二段くらい?体幹とそこそこのカチ力があればなんとか突破できる感じ。リーチがあると尚良しと思われる。
とはいえここまで来るのも全然安定しなかったのでしっかり悪い。
振られを耐えたら、六手目の水平カチへ。握って、足を切る。結構振られるがここは両手ともいいのでなんとかなる。
そして、最後の核心、七手目のランジ。どうやら右端だと親指も回せて良い感じだが悪め、左側だと親指が回せないけど少しインカットしてる様子。
自分は左側をチョイス。とはいえ悪い。
3時間近く打った14時前ごろ、ようやくランジパートまで到達したが、失敗。
このあたりでエキドナ組は坂の上の雲に移動。Iくんはペシミストをやりに移動した。
入れ替わりでレッドブルトライの人がどんどん来て、赤牛と合わせると最大で8人くらいのセッション状態となった。
このあたりでパフォーマンスはピークになったようで、結構動き良く連続でランジパートまで到達、3回目くらいでランジを止めることができた。
しかし、その後をよく考えておらず、フレークガバ手前の水平ガバ地帯でムーブ迷子になりヨレ落ち。。。。
結構悔しかったが、かなり感触がよかったので絶対登れる確信が湧いた。
その2回後のトライで再びランジを止めた。今度は上部のムーブも確認済み。
水平ガバを止め、フレークガバへ。完登!と思ったその瞬間、左手の水平ガバがすっぽ抜け、フォール。。。
これはかなり悔しかったし、流石に戦意を失った。
結局、このあと1時間くらい粘ったが、前腕がヨレているのを感じて敗退。
とはいえ、三連休最終日もあるので、翌日必ず登ることを誓った。
ここで、Tさんが戻ってきて、Iくんと笠置山ジャンプに向かうとのことだったので同行することにした。
笠置山ジャンプ(初段)
1日何も登れずは辛いので成果を求めて向かう。
意外とレッドブルの岩からは近く、むしろペシミストに向かったIくんがなぜ反対方向の笠置山ジャンプにいるかと思えば、2時間近く彷徨って疲れ切ったところでようやくペシミストを発見、こんな状態じゃ登れるわけないということで笠置山ジャンプまで戻ったそうな。
おかげで足腰だけヘロヘロらしい。お疲れ。
ついた時にはIくんは完登済みだったので、Tさんと二人でセッション。後からHくんも来た。
Kくんはというと、彼のこの旅の目標、ゴールデンクラックにトライ中とのこと。
笠置山ジャンプはアンダースタートから悪いスタンスを踏んでランジ一発のシンプルな課題。
Iくんにコツを教えてもらい、左足をしわにアウトサイドエッジ、右足は良さそうなところにベタっと踏んで、ガバは気持ち浅く持って跳ぶ。
ちょっとキモいけどなんとか届かなくはない感じ。
数回トライして、左足のアウトサイドエッジをちゃんと踏む、という意識をしたらがっつり振られるまで耐えることができた。
が、ここでマット外まで吹っ飛んだ。スネを岩にぶつけて擦り傷になっただけで済んだので良かったがヒヤリとする瞬間だった。
気を取り直して再度ジャンプ。今度は隣の木を思い切り蹴って勢いを殺してしまい、失敗。すごくちょうどいい場所に木があるのでビビってると蹴ってしまう。
もう一度トライ。今度は蹴らなかったが、結局木には掠ってしまった。
もうめんどくさいのでそのままトップアウト。若干ケチがついたがとりあえず完登。
最後は展望岩に登ってみんなで記念写真を撮って二日目終了。
夜は再びひかり食堂に行き、ひかりプレートをいただいた。
二日目の成果
完登
- 笠置山ジャンプ(初段)
敗退
- レッドブル(三段-)