台風一過の9月の連休最終日、驟雨をトライしたくて神戸に向かった。
神戸(水没), とうげん橋(水没), 天王岩(濡れすぎ敗退)
でかい台風が二個通った後なので登れたらラッキーくらいの気持ちで行ったら、見事に下地が水没していた。
とりあえず驟雨のホールドだけ確認して撤退。
近くのとうげん橋ボルダーの様子を見てみる。
アプローチが生い茂っていて嫌なかんじ。蜘蛛の巣を払うために近くの草を引っこ抜いたらそれがイラクサだったようで、棘が親指に刺さって一日中痺れる羽目になった。
そしてようやく一番手前の岩につくともはやディープウォーターソロなレベルで増水。またしても撤退。
次に近い天王岩に向かう。同行していたI田くんが調査してくれたが、岩の上に被ってる苔から無限に水が流れていて完全に無理だったそうな。ここも撤退。
御岳
もはやジムでよくね?という雰囲気になったが、一応御岳の様子も見ることに。
まずはピンチオーバーハング。水の月では?みたいな下地になっていた。
続いて私の家。こちらは濡れてたけどまだ頑張れば登れそうな気配。
忍者岩はT口さんいわく下地はちょっとだけあったらしい。上部から落ちたら川ポチャだろう。
最後にロッキーボルダー。ここは雨の後でも割りと大丈夫。ただカタツムリがめちゃたくさんいた。スタンド攻撃かと思った。
ロッキーの課題再登でもよかったけど、下御岳の様子も見に行くことに。
下御岳
ロッキーボルダーの対岸を下流に10分くらい歩くと、山側の方にいい感じの小岩が現れる。
こちらはヒタキ岩というそうな。なぜかこれだけ乾いていた。
というわけでネットで課題を調べてトライ。
ヒタキマントル(1級)
まずはこいつから。
左側のセパレートスタート。顕著なホールドはヒールする足らしい。
リップをペチって、またペチって、右手を寄せる。そしたらマントル。
名前にマントルがついてる割にそこまで難しいマントリングではなかった。
1回ミスって2撃。素直な感じの1級だった。割と易しいかも。
次は、
オオルリ(初段)
ヒタキマントルより右側でセパレートスタート。ヒールも右側。右足を置きたいところに岩があってもどかしい。
これもリップをペチ、ペチ、と左送りし続け、最後にガバにドーンと送る。
離陸がキモくてミスって2撃。
体感炎と同じくらい。1級とかでいい気がする。リーチあればもっと有利そう。
最後は、
オオルリ返し(初段くらい)。
これだけドハマリした。
オオルリのペチ、ペチ、までは一緒でそこからヒタキマントルに繋がる。
コンプレッションで耐えてたところを右手離してマッチしなきゃいけないのでめっちゃパワフル。
I田くんはいい感じにキョンっぽく足を置いて瞬殺。すごい。
僕も真似したけどリーチが足りずちょうどいい感じにならない。
散々ごちゃごちゃやって結局右足で踏ん張って左足はスメアという普通のムーブに落ち着いた。
それでもなんか保持感が嫌で2回くらい落とされ、ムーブ解決してから3回目くらいでマッチもできて、そのまま登れた。
ヒタキマントルのパートは余裕のはずが足をやたら悪いところに置いてしまい必死の完登になった。
岩妖怪の初登ムーブを後で確認したら、めちゃフィジカルゴリ押しなムーブで、これで二段-とのこと。それはそれでおかしい。
うまいこと往なすムーブで登れば二段というほどでもない。こちらもリーチあればもう少し楽そう。
ルリビタキ(初段)もあったけど登り忘れた。まあそのうち来たらやろう。
大体登れたので移動。夕方だったので様子見程度に大丹波の行き方をI田くんが教えてくれるという。
大丹羽(駐車場消滅敗退), チキンドーム(下地微妙に水没)
I田くんの車について山奥に入っていき、現地に着くと、元の駐車スペースだったというところに駐車禁止のコーンが並べられていた。またしても登れず。
最後に御岳まで戻り、チキンドームの様子を見に行く。
遊歩道なのに藪になっていた道を通って、到着するとこちらも下地が半分水没。
16時半くらいだったので意気消沈して解散。
カツ丼を食べて帰宅。
大雨の直後だったからクライミングできただけマシだったねという1日。
同じ日に小川山にリードに行ってた人はめちゃエンジョイできたらしい。かしこい。