K名くんとキムさん(日本人)と瑞牆に行った。キムさんは初対面。
お目当ては百鬼夜行。とりあえずどんな感じか様子を見れれば程度。
シーズンなので早めに4時頃起きてみんなを順番に迎えに行く。
道中けっこう渋滞して9時半ごろ到着。ギリギリ車は止められた。セーフ。
いきなり百鬼夜行いくとアプローチでヨレそうなのでとりあえず四の谷へ。
四の谷
アップ
とりあえず定番のガリガリ君の岩。
既に2パーティくらいで賑わっていた。
アップでちょっと寄るだけのつもりなのでここは積極的にトライさせていただく。
ガリガリ君は前に登ったし再登は大変そうなのでスルーしつつ、アップにK名くんとガリガリトラバース。キムさんはガリガリ君にトライ。
ガリガリトラバースは2Qだけどめちゃガバそうなので一撃できるんじゃね？と思いつつざっくりオブザベしていざフラッシュトライ。
予想通りしっかりガバガバで気持ちよく終盤まで到達。
ここから3Qに接続するけど、めちゃ低くて動きにくい！モジモジしてたら足が抜けてフォール。
安定の級課題一撃できず。
K名くんはこちらも再登らしいけどスムーズに一撃。
僕は後半の3級をバラして、その後繋げて計3トライ。最後の3級は単体でも面白い。
アップが終わったので近くの岩を偵察。前に来た時スルーしたティンバーヤード(初段)がデカくて面白そう。
同じ岩の級課題とかでも遊びつつキムさん達を待とうかと思ったけど、早々に2人ともガリガリ君を離脱。
みんなでティンバーヤードをトライ。
ティンバーヤード(初段)
岩の前まで来ると結構なデカさ。前来たときスルーしたのは怖そうだったからなのを思い出した。
横の岩に登って上部を偵察してからトライ開始。
下の岩は使っていいらしい。
スタートが思ったよりモヤモヤでビビったけど、足がめちゃいいので案外問題なし。
初手も遠いけどフラットなガバ。
ここから足を上げ……たいけど何もない。
滑らないと念じてスメア、からの右手寄せ。
案の定足が滑った。この岩、ちょっとでも足が抜けると即座に横の岩に着地してしまいフォールしてしまう。
何度かやったけど毎回同じ抜け方をするのでランジぎみに無理やり右手を寄せることにした。
振られが怖いけど下地は平らだし信用してバビョン。一発で止められた。
リップはガバが続いてるので思ったより易しい。
でも中腹でマントルを返したら安心出来るホールドが急に少なくなる。
ビビリながら右面に出つつ再度マントル。これにて無事完登。
２手目核心からの上部ビビらせ系だった。
案外行けるよ〜とK名くんたちをけしかけるも、K名くんはランジでめちゃ吹き飛んでた。
僕のトライを見てる他の人もハラハラしてるだろうけど、K名くんの登りはそれを棚に上げてもいいと思うくらいハラハラする。
キムさんも挑戦してたが、リーチ的に厳しい様子。
この課題はリーチを言い訳にしてもいいと思う。
逆にでかい人はやりやすいかも。
K名くんはもうちょい粘ればワンチャンありそうな雰囲気だったけど、裂けた青空もやりたいとのことだったので移動。
裂けた青空(初段)
行く途中にfloatinがあるので観光。
たまたま誰もトライしてなかったのでちょっくらスタートをおさわり。
一回試してみたけど、0.01秒くらい浮けた。来世に期待。
横にいたクライマーがやるとのことなので少し話してみると、Jさんだった。
ブログ読者なので日本にいるタイミングでお目にかかれて嬉しい。
ブログ読んでます〜と挨拶して僕らは移動して、裂けた青空。
こちらも大所帯が先行パーティとして取り付いていた。流石シーズン。
図々しくマットをお借りして、さっそく僕もトライ。
僕は半年くらい前にちょっとおさわりしてるので下部を思い出しつつ、前の人のムーブをパクリつつ高度を上げていく。
カンテの上部、悪くなってきているところが怖くて前回は敗退したけど、高知でハイボールばっかりやったせいかメンタルが強くなっていてあまり怖くない。
まあ落ちても平気やろの精神で右手のカチを解除。なんとギリ耐えれた。
耐えれたのでとりあえずリップを叩く。なんと止まった。
まさか止まると思ってなくて焦若干わちゃわちゃしつつマッチ。
ここまで来たら一息。あとは右手を送ってマントル。マントルが若干怖かったけど、なんとか乗っこせた。
day2ではあるけどこんなに早く登れるとは思ってなかった。素直にうれしい。
降りてきたらK名くんからは「なんなんスか(キレ)」というお言葉を頂いた。3回くらい言ってた。ごめん。
その後はみんなを待つだけなのも暇なのでねじ式を探してみることにした。
明らかにこっちだろうなという急勾配を登り…きれず、2回くらいコケて嫌になって諦めた。
空身で行ったのにめちゃきつかったのでマット背負って行くのはそれだけでだいぶ辛そう。
たどり着けなかったので場所を間違えてるかもしれないけどまた今度ということで。
二人の応援に切り替えたが、ノーフューチャーとのことなので早めに撤退。
ここから一気に上がって百鬼夜行に向かう。
百鬼夜行(三段)
百鬼夜行はK名くんが昔行ったことがあるみたいなのでついて行く。
が、K名くんもうろ覚えらしく、途中のなんのためかわからないケルンを目印に曲がったら迷子になってしまった。
それっぽい方向に進むも岩はなく、途中で名もなき課題をトライしている人を見つけて道を教えてもらい事なきを得た。
ちゃんと整備された道の突き当たりY字路を右に曲がると割とすぐ。
シーズンということもあっていくつかのパーティがすでにトライ中。マットもたくさんあった。
僕もさっそく混ぜていただくことにした。K名くんたちはストレートフェイス狙い。
岩の前に来ると、思ってたよりデカく、傾斜も強い。そしてスタートが高い。
勝手にちょうど良い位置のアンダーだと思ってたのでびびった。
だいぶ高い位置のアンダーだしちゃんと悪いので最初はすっぽ抜けて吹っ飛んでたが、2、3回目くらいで離陸成功。
しかし動けず。正直浮くのがやっとで手を出すのもなかなか厳しい。
何度か試して、すこし低いところを左足で踏んでから離陸すると楽だと分かった。
これで離陸は安定させられたが、そのあとが続かない。
結局なにもできずにヨレて敗退。。この課題は長い付き合いになりそう。
登りたいので来世に期待はせず、ちゃんと打ち込んでいく所存。
僕が何もできず意気消沈しているのとは対照的に、K名くんキムさんはストレートフェイスをめでたく完登したらしい。
ともあれこれでみんな成果を出せてめでたし。
夕方になってきたので下山、微妙に時間があるので駐車場にも近い言葉と物の岩に行くことにした。
物(1級)
近いのに何気に来たことがなかった岩。
言葉と物を将来的にトライするためにも下から順番にやってみようということで物(1級)からトライ。
スタートはそれなりにガバ。初手のポッケもかかれば止まるだろうというくらいのガバ。
スタートポジションにつくと左足はあるけど右足にちょうど良いのがあまりない。
小さい粒を適当に見繕って踏んで、一気にデッド、、届かず。
あと3~5センチくらい？何回かやればできそう。
と思って連続でバシバシやるも、ずっと出来そうでできない。
距離出しを最後の一押しということで左手プッシュを意識。
そうしたらちょい惜しくなってきたが、外したり左手がすっぽ抜けたりで完全に沼。
1手ものだし1級なのですぐ終わるつもりでいたが、全然登れずに日が沈んでしまった。
その後も何度か続けたがいいトライはできず。敗退....
K名くんたちも届かせることはできずみんなで敗退。
物がお買い損なのかどうかわからないけど、面食らう結果となった。
完全に真っ暗になってしまう前に撤収。
帰りは定番になった龍福でラーメンセットの定食をいただいた。
毎回7割くらい食べたところで多すぎたな...となっているから別のメニューにした方がいいかもしれない。
成果
- ティンバーヤード(初段)
- 裂けた青空(初段)
敗退
- 百鬼夜行(三段)
- 物(1級)
この日は午前中に初段を二本登れて調子いいかと思わせて、午後何も登れずで尻すぼみな結果となった。こういう日もある。
