すーさんに誘われて城ヶ崎へ。
すーさんの知人のS野さんと3人。
6時くらいに出発、S野さんを拾って、ぼちぼち混んでる道を進んで9時半ごろにいがいが根駐車場着。
残り一台くらいしか空いてなかった。釣人がよく使うのかもしれない。
トコトコ歩いて遊歩道に入り、城ヶ崎特有のみじか険しい道を降りたら到着。
まずは最近ホームのくらさんが初登した子安岩でアップ。6,5,4級があるらしい。
子安岩
まずは産道(6級)。
S野さんがささっとトライ。下地が悪いので見てる方が不安。でも危なげなく完登。
僕もトライ。6級だけど落ちたくないので若干緊張した。
リップがポロポロ崩れてちょっと嫌な感じ。被ってるのでマントルが意外とちょっぴり大変。
で、マントルを返すと産道の意味がわかる。めちゃくちゃ狭い。
続いて誕生(4級)。
くらさんはアンダーマッチスタートからのリップへランジ課題にしたかったらしい。
けどスーさんが中継カチを発見して危うく5級になるところだったとか。
やってみると別に5級でもいいような感じがした。
最後に安産(5級)。
一度左カンテに出てからリップへ。ペシペシして登ってる感があるのでこの課題が一番面白いと思う。
S野さんも全て一撃。全課題で動画撮るの忘れた!と言ってた。本当に動画撮る気があったのかはS野さんのみぞ知る。
一応3本登ってアップ終了。
すーさんは吉田カンテをやりたいらしいので置いていって、S野さんと2人で泥酔の岩へ。
泥酔(初段)
すーさんにフラッシュ出来るよ〜と煽られてのトライ。
大抵こういう時はしょうもない落ち方をしてフラッシュ出来ないことが多いが、今回は…。
普通に一手目取りで足が抜けて落ちた。しょうもない。
ヒールが抜けやすいのでそこに集中したトライで一手目が取れて、そのまま3級パートも問題なく抜けて完登。三撃。
S野さんも同じところでハマりかけてたが、5トライくらいで登ってた。ナイス。
難易度的には確かにお買い得だと思う。体感易しめ2級くらい。
別日に横にある酒マントルも登ったけど、これと同じくらいな気がした。
横の酩酊みたいな名前の課題のSDを作ろうとして絶望したり、ちょっと遊んでから移動。
ラッキーストライク(初段)
吉田カンテに合流するかラッキーストライクやるかで迷ったけど、近くにあって気になったのでラッキーストライクへ。
こちらはかなり新しい課題。まだ初登されて1ヶ月くらいしか経ってないらしい。
顕著なガバカチからちょっとトラバースして強傾斜に突っ込む感じ。
トラバースは4級くらいで簡単だけど、強傾斜を超えて左側のカチ取りがなかなか悪い。
最初は右手を傾斜側のガストンでめちゃくちゃ固めて出ようとしたけど遠すぎる。
先客の方のトライを見てたら下部のアンダーからガストン中継してリップをしばいて、アンダーに手にトウっぽい方法で突破しようとしていた。
ガストン固めみたいな脳筋ムーブよりは遥かにやりやすそうなので真似してみる。
これはこれでアンダーのつま先が入る隙間が狭くて難しい。
何回かバラして、うまくトウがハマれば出来そうな雰囲気。
でも繋げてくるとトウが抜けて耐えられない。微妙にポジションが違うのか?
微調整しつつ何度かやっても結果は同じ。いまいち原因もわからない。
そもそもトウの技術不足で安定してない気がするので一旦ムーブ変更してみる。
トウフックしてたアンダーより下側、赤茶けた部分が少し大きめに窪んでいる。
その部分で足ピンチしてみたら、さっきのトウフックよりもかなり安定感があった。
S野さんにも教えたが、190cm近い長身だと余ってこれもダメらしい。
でもS野さんは自力でさらに左にヒールするムーブを見つけて解決していた。
いざ繋げトライ。
トラバース〜アンダーマッチまでは問題なし。
そこから右ちょっと出して、足を上げて、右ガストンを中継して、リップをしばく。
いいところに入る。足ピンチを決めて、左出し。ちょっと崩れかかったけど耐えた。
慎重に右足あげて、右をラップになおして、左ポッケに届いたらほぼビクトリー。
後は高いけどちょくちょくガバがあるのでアドリブでこなす。
これにて無事完登。泥酔よりも大分悪く感じたけど、これは普通に初段な気がした。
S野さんも繋げ始めていたが、大分ヨレ始めていて厳しそう。
レストを長めにとれば良い感じに高度が出るので休みながらトライ継続。
僕は少し休んでから隣のGood luck to you(二段)をトライ。
Good luck to you (二段)
こちらは吉田さん初登のようなのでそれなりに歴史のある課題らしい。
左側もホールドは顕著なのに、トライしたけど発表しなかったんだろうか。
見るからにスタートなアンダーから始めて、遠い一手出して、寄せて、ポッケを取ったら後は傾斜が寝ているのでビクトリー、みたいな課題に見える。
なんとなくオブザベして、ラッキーストライクで消耗して背中のHPが残り少ないが、頑張ってトライ。
アンダーマッチスタートして、一手目へ。が、全然止まらない。動く向きもポジションも取り先も嫌な感じ。
即効で諦めてウェブザベ。
どうやらアンダースタートではなくセパレートで、左手はルーフ側のガストンカチを持っていいらしい。なんだか中途半端な感じ。
後で知ったことだけど、吉田さん本人はアンダーからマッチスタートしたかったらしい。
ここでは素直に従ってセパスタートする。
スタート右手のアンダーは左側奥がラップっぽく保持するといい感じだった。
セパなら一手目カチが近くなるのでさっきよりもかなりすんなり。
そこから踏み変えて、右寄せで皺クラック取り。
想像よりだいぶ悪い!ビビッてフォール。
ここらへんが核心らしい。
気になったのかラッキーストライク繋げのために体力チャージしていたはずのS野さんもやってきた。
S野さんにもスタートのやり方を教えてあげたけど、一手目取りで跳ね返されていた。
チャージした体力が岩に散って波に攫われていく…。
その後も、持ち感やポジションを探ったり、
右寄せのホールドを左手で持ってたカチに変えるムーブを試したりしたが、どれもしっくり来ない。
しっくり来ないので試しにゴリ押ししてみる。
右寄せで、なんとなく窪んでいる箇所を親指で抑えてファットピンチで体制を整える。
もうちょい奥に送って、ここもカチピンチ。
前側にデッドするので右足は少し岩の外側にずらしておく。
これですっぽ抜けても猫パンくらいで済みそうだし、えいやでデッド。
止まった。吹っ飛ぶと思ってたからむしろパニック。
とにかく悪い右手をもうちょい良さそうな上の棚に伸ばす。
悪くないけど期待したほどじゃなかった。パニック状態継続。
地味に左足も小さいエッジに立っているので踏んでる感覚が悪い。何回かしゃくって誤魔化す。
そこからもう一手右手を送ったら、こっちがそこそこ良いホールドだった。
安心して左寄せて、悪い足も上げて、あとはガバガバでトップアウト。
見た目よりも保持力勝負な理不尽系だった。
S野さんとグータッチして、すーさんに報告がてら吉田ハングも冷やかすかと思ってそちらへ。
報告したら、Good luck to youはルーフ面に足を巻くと楽と教えてもらった。ムーブ系だったのか。
話してたらすーさんもラッキーストライクをやる流れになったのでS野さんの下に戻る。
僕はヨレヨレでFortune dragonを冷やかし。案の定ヨレすぎて何もできず。これはまた今度。
すーさんはラッキーストライクを手早くバラしたけどヨレて時間切れ。
S野さんも何度か惜しいトライが何度かあったが最後は高度下がって終了。
17時前くらいに撤収、定食屋でラーメン食べて帰宅。
まとめ
- 泥酔(初段)
- ラッキーストライク(初段)
- Good luck to you(二段)
城ヶ崎はロケーションも良いし温かいし色々登れて楽しい。
難しい課題はほぼ打ち込んでないし来シーズンは高グレードも狙いたい。