お登りさん日記

ほぼ岩の記録。課題のネタバレはがっつりするので悪しからず。

インドラday4、そのほかいろいろ。

先日も瑞牆に行ってきた。そろそろインドラ完登したい。

メンバーはH部くんと二人。G藤くんは体調不良とのことで当日キャンセル。お大事に。

僕は前日寝付きが悪くて寝不足気味。力尽きないようにしたい。

朝4時半に出発して途中で集合、8時過ぎに到着。 今回はスムーズ。駐車場もこの時間だと余裕があった。

前日少し降られたようで路面が濡れてて心配だったけど、岩まで行ったらやや湿気を帯びてる程度。昼前にはパリパリだった。良かった。

居合わせたSさんたち一行とちょっと喋って、阿修羅岩の方に向かう。

今回は背骨岩でアップ。

背骨岩

適当に体操して、まずはスケルトン(5級)から。

結構前にギリ一撃した覚えがある。今回は…。

初手落ちして二撃。まあアップだし…悔しくないし…。

続いて背伸び運動(3級)。こちらも結構前にリップ限定ということを知らずに登っている。

今回はちゃんと限定してランジしてみる。

3級なのでカッコよくワンハンドで耐えようと思ったけど2回外して、結局右手がなぜか残った3トライ目で登った。

ランジを止めたところ。右手が残ったし右足も一瞬で乗った。

続いてはスケルトンSD(1級)。

5級をしゃがむだけでこれだけのグレードアップなのでビビってトライしたが、意外とスタートはガバポッケ。

スタート。右足はアウトサイドフラッギング。

足もちゃんとあるし、追加パートはふつうに易しい。

左の背骨状のダイクがサラッとしたフリクションなのでゆっっくりデッドして、それが出来たら5級に合流。結構お買い得かも。

ぬるっとデッドしてダイクを止めたところ。

下地が斜めってて若干嫌だけど、グレード更新狙いの人におすすめ。

続いては骨釣り(1級)。

これはラインがよくわからず登れなかった。

右のリップは流石に使わないと思ったけど、浅いポッケからカンテにデッドがしっかり悪い。

帰ってからネットで調べたら色々飛ばしてリップにランジしてる人が多く、それでふつうに1級くらいらしい。

こちらはまた今度ということで。

H部くんも一緒にアップして、僕はインドラへ。

H部くんは前回の宿題のスプリットエッジへ移動。

インドラ

今回で通算4日目。ここまで何にも出来ない課題に打ち込んでるのも珍しい。

いい加減今回で初手を止めたい。

と思いつつ、前回同様に出力は出るけど足がすっぽ抜けまくる。

踏めてる時とそうじゃないときの違いがわからない。

同じことを繰り返していると、一緒に打っていた方が右側の穴を踏むと感触がいいことを発見してくれた。

僕も真似するとたしかにこちらのほうが良い感じ。

今まで5回に1回足が残るくらいだったのが7割方抜けなくなった。

ついでに左手の持ち方もピンチはやめてカチポッケに戻した。

これでほぼ確実にポッケを触れるようになったが、いまいち引ききれなくて止める前に剥がれてしまう。

良い感じだったトライ。あと少しだけ引き付けたい。

ポッケ取りをバシバシやってたら右手に穴が空いた。この課題、ヨレないけど指側のダメージがひどい。

光明が見えないので一旦休憩でおにぎりを食べて散歩。

そこから戻ってきたら急に左手が持てなくなった。

集中が切れたか寝不足気味で力尽きたか、湿度とかの変化か、わからないけどこれにて敗退…。

結局また一手も進まなかったけど少しだけ得るものはあった。

不貞腐れて近くの信徒(1級)も触ってみたけど足がわからずほとんど浮くこともできなかった。なんやこれ。

インドラは諦めて、スプリットエッジを回収して泉の家をトライ中のH部くんのところへ向かう。

泉の家

ヒイコラ言いながら歩いて到着。瑞牆は足腰が疲れる。

泉の家に着くと、H部くんはほぼバラし完了のところまで来ていた。

僕は以前登っていたし、移動で疲れたので応援。

でもH部くんもヨレ始めており、徐々に高度が下がっていく…。

1時間くらい粘っていたが残念ながら敗退。

でもほぼバラしてたし次回登れそう。

まだ16時前だったので何をやるか迷ったけど、すぐ近くの計算岩へ。

計算岩

まずは数列(初段)から。

事前情報によると下部の遠い2手が悪く、そこを突破すれば大丈夫らしい。

オブザベしてとりあえず取り付く。

左足は遠いポッケを掻き込み、右足は真下のエッジ、棚と痛い縦ボッケでセパスタート。

ぐいっと伸ばして、初手のポッケのフチをコチョコチョして落ちた。

フラッシュ失敗。

次のトライでもっと伸びたらポッケは届いた。

ポッケを止めたところ。左足は結構深いポッケ。

でもその次にここだろうなというところが悪くて、他のホールドを探るも碌なのが見つからずフォール。

後ろの木でチムニーしていい手を探る。

ブラインドだけど少し奥まったところにインカットしたカチがあった。

上部は全部ガバそう。

ということで下部のホールドは確認できたので再度トライ。

2手目取りはいい感じにスメアが上がらなくてわちゃわちゃしたけどなんとか届いた。

届いたところ。

上部のトラバースも手順を間違えたりモジモジしつつ突破。これにてめでたく完登。

たぶんお買い得な初段だと思う。

下地ぐしょぐしょ & リーチ系 & 痛い & 高い という感じで不人気要素てんこもりだからやる人少なそうだけど…。

H部くんは泉の家で使い果たしていたのでほぼ見学。

というわけでささっと裏側の算術(1級)もやる。

こちらは打って変わって手頃なサイズ感、ポップなランジで人気課題。

僕がやる前からセッションで賑わっていた。

マットを借りて、腰を低くして僕も参加。

先客パーティーが良い足にティックを引いていてくれてるのでそれをパクらせてもらう。

わかりにくいけど右足このへんで発射態勢をつくる。

手は意外とかかりが良い感じ。離陸して、バコンとランジ。

うまいこと止まった。

ランジ止めて足を振ってるところ。

マッチしたところ。

マッチして、リップを叩く。悪そうなスローパーに見えるけど意外とフリクションが良くてかかる。

棚に足を上げてマントル返して、無事完登。

ラッキーなことに一撃できた。

どっちもサクッと登れたお陰でまだ17時前くらい。

まだ少しだけ登れそうなのですぐ近くの未来(二段)をやりに移動。

未来(二段)

全くマークしてなかった課題。全然知らなかったけど計算岩から見えるくらい近くにあった。

3mないくらいの垂壁。少しも花崗岩ぽくないサラッとしたフリクションのカチ。そこからリップに一手の内容。

これはめちゃ渋い系の気配…。

先客パーティーのムーブ的には隣の3級で使う左手にヒールしてリップまでじわっと上がる感じらしい。

同じようにやってみると、手は意外とすっぽ抜けそうで抜けないくらいの保持感。

寧ろヒールが悪く、かかりが良い場所が指1本分くらいしか面積が無い。

そこを狙ってかけるけど、体制を上げるとヒール位置がズレて足が抜けてしまう。

ハイステップとか激悪い足を踏んでランジとか色々試してみたけどヒールがやはり現実的そう。

結局ヒールすっぽ抜けが解決出来ずに暗くなってしまい強制終了。

あまり魅力は感じないけど、また近くに来たら再挑戦しよう。

帰りは境川でカツカレーを食べて、23時ちょっと前に帰宅。

結構疲れてたらしく、翌日は12時間近く寝た上に昼飯を食ってからさらに2時間昼寝してしまった。

成果

  • ケルトンSD(1級)
  • 数列(初段)
  • 算術(1級)

敗退

  • インドラ(二段)
  • 信徒(1級)
  • 未来(二段)